変形性股関節症は完治する。息と運動の法則
変形性股関節症の原因が分かった時、完全に完治させることができます。
右の股関節が悪いかたは右膝が内側をむいています。
つまり、膝が屈曲しているのです。
膝が伸びないままの形です。
股関節周り筋肉が硬縮しており、股関節の可動域が狭くなり、体全体を使い足を挙げて歩いています。
その根本原因は、臼蓋という受け皿のような部分の問題でしょうか?
私は臼蓋の問題は結果であると考えています。
産まれた時から股関節が悪いために施術に来られた方もおられます。
40代前半まではジョギングもしていたのに痛みだしたといわれる方もおられます。
施術を通してまた、運動治療を通して分るのです。息と体の動かし方が問題なのです。
右脚が屈曲したのも、息と体の使い方が根本原因です。
その、証拠に息を吐かせる操作で股関節周囲の硬縮はなくなるのです。
右股関節周囲の筋膜、及び筋肉の緊張は左右の肩関節の筋肉の操作で簡単に元に戻すことができます。
例えば、右股関節が悪い時、左大円筋を牽引操作してあげると右股関節周囲の一部の筋肉は緩みます。これは、一つの吐かせる治療です。
息の構造により左右異なる肩回り胸周り、腰回りの筋肉を刺激していきます。
左右の筋肉の刺激するところは違いますが、その操作の主眼は息を吐かせることなのです。
すると、股関節の可動域が驚くほど変化します。
股関節の悪くなる原因は息を吸って力を出すためなのです。その証拠は腰にでています。
腰椎周りの筋肉が緊張しているのがその証拠です。
へっぴり腰の形です。多裂筋の緊張です。
息を吸ったためにそのような形をしているのです。
その証拠に右手にて力を出す運動、手を反して力を出して下さい。この時は吐かなけれなりません。
すると腰椎周りの緊張が緩和しています。
そして、右股関節の可動域が少しですが改善しています。
体を観察するとわかるのです。
息と運動の法則があります。
理解できると運動療法ができます。
運動療法が理解できると自分で改善が可能です。
始めは股関節まわりの硬縮を弛緩させないと運動療法は難しいと思いますが、それは簡単にできます。
その後の問題、完治は運動療法が導いてくれます。
息と運動の法則に反しているので、結果として股関節に痛みが出てきたのです。
ですから、動きの改善をする必要があるのです。
息と運動の法則は、完治にむけた根本治療なのです。
動きに法則があるのです。
今日は遠方より施術に来られました。この方は生また時から股関節に問題があった方です。
施術がおわり、息と運動の法則により、立ち上がる練習をしました。
痛くないといわれます。何ともないのです。
この練習だけでも、右足の屈曲が改善しますよとお伝えしながら数回おこないますと、体で理解されたようです。
そして、右膝が外に動くようになったとお話しされます。
嬉しいです。
その後、歩き方の練習を行いました。
様々な症状の背後に息と運動の法則があります。
人間は主体を回るように創造されているのです。
根本はここにあるのです。
我主
夜