臍下丹田の腎間の動気
熱は焦 経絡では三焦 火
この火を熱を回す原動力は二つの腎の働きであります。
熱ができるのは吸気で取り入れる酸素が食物から摂り入れた栄養を燃やしているからです。
すると右の腎は吸気を主管しているために熱を生み出しているともいえます。
その熱を左の腎は引き込む働きを担っています。
心臓から血液を引き込む働きをしているのです。
つまり、熱は右から左に循環しています。
この循環が阻害されると色々と問題が発生します。
血液は右から左に循環しています。
水分が不足すると熱は左半身に回ることができません。
慢性疾患のほぼすべての方に脱水症状があります。
このときは、熱が回らないといえます。
それで、冷えるのです。
昔の人は臍下丹田の状態をみてその症状の度合いをはかっています。
右鼻穴から息が吸えない人は熱を生み出せない人です。
それは右腎が右膈が上手く動いていないということです。
それで、吸気のナンバの運動が必要なのです。
それは、右脚荷重にての運動になります。
命の息に向かう全ての筋を働かせる動きになります。
右の肋間とくに下部が良く動くように運動する必要があります。