右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

右五十肩 半年以上

右五十肩の原因は


内臓の問題と体の動かし方の間違いと二つ考えられます。


後挙げ不可(伸展)
横挙げ不可(外転)
前挙げ不可(屈曲)


動きの中にある息の法則の間違いの場合その根本原因は左脚にあります。


この時、横隔膜は短縮しております。
特に右膈が短縮しているのです。
それは、心肺に血液が集まり過ぎていることになります。
心臓肥大になっているかもしれません。


事実、息苦しさを感じている方がおられます。


この時の特徴として右起立筋が退廃性短縮をおこしています。
そして棘下筋 小円筋 棘上筋 肩甲下筋が痩せています。
痛くて動きを制限しているので張りもなく厚みもありません。


吸った形に体が歪んでいるので、顔を左に回すことできません。


この時は呼気の運動をさせます。手技にて運動にて行います。


全身の呼気に関する筋を刺激して動かすのです。


すると呼気の動きにより後挙げがまず改善し挙がるようになります。


しかし、横上げと前挙げは改善しません。


何故か。それは吸気の動きなのでここを吸気の動きを改善しないと動かないのです。


それで今度は吸気の治療を行います。吸気の関する筋を動かすのです。


すると呼気の運動にて上がっていた横隔膜は下がり息が入ります。


すると横挙げ、前挙げが楽にできるようになります。


一回の呼気から吸気の運動で改善しない場合
再びこれを繰り返します。二回目ではかなり深くまで筋は弛緩します。
三回目ほぼ改善します。


施術の時間の問題だけです。


半年以上も動かさずに来た方は、一度の施術で挙げるのは施術時間が長くなりすぎます。
一時間を超えるのです。


できれば、二回 三回と分けて施術することをお勧めします。


そして、動きの道理を理解して頂けたらと思います。


内臓絡みの方はツボを用いた治療があります。


変形性股関節症の内容をよく書いているので


股関節の問題を抱えている方が多いのですが


根本の原理は皆同じ、施術原理も皆同じです。


五十肩も含めて運動に障害を抱えている方は昔から腕力が強い方の多いのです。


何でも力まかせでやってきたと言われます。


今回の場合もそういう方です。


力が強い方は部分の力を使います。それは無理があるので、


年齢を重ねるとその癖が原因となり、運動疾患として現れます。


五十肩のもう一つの原因は腎機能低下です。


生命の原力は腎機能にあります。

×

非ログインユーザーとして返信する