右手と共に

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心臓病 脳梗塞 高血圧 緑内障 膠原病について

昔作成した資料です。血管がテーマです。こんな考え方もあるのだと思っていただけらたと思います。以下資料の内容



心臓病 脳梗塞 高血圧 緑内障 膠原病について
 上記の病気は、全て毛細血管の異常から起こっております。その毛細血管の異常とはどのような異常なのでしょうか。この異常を正しく理解し改善しない限り治らないのです。そこで、今回は毛細血管の異常について述べ次に、その対策について考えて見たいと思いまず。


毛細血管の異常について
① 血圧降下剤が原因
毛細血管の直径は5μであり、赤血球の直径は7.5μであります。よって赤血球がテニスボールのように折れ曲がり毛細血管を通過するのです。ここで問題になるのが血圧降下剤なのです。暗視野顕微鏡で血液を観察すると血圧降下剤を飲んでいる人の赤血球の大きさは9μであり通常より大きいのです。このような大きさの巨大赤血球は毛細血管を通過しずらいのです。毛細血管の流を良くすることが大切なのにそれが出来ないのです。
もう一つの問題点は最高血圧と最低血圧の比率は11対7が理想であります。歳をとると血圧は上がりますが、このバランスを維持しているときは血管が切れることはありません。
弾力がある血管は切れないのです。動脈硬化ではないからです。
動脈硬化をおこすとこの割合が近くなります。11対7の割合が11対8・9と上下の差がなくなることです。これは弾力がないということです。
こうなると血管がきれる(脳溢血)確立が高くなるということです。


② 赤血球の弾力は油の質できまる。
赤血球の膜は脂質で出来ています。つまり、食べた油が原料となるのです。きんさん、ぎんさんの血液の中にはα-リノレン酸がとても多く、このために、赤血球の膜がしなやかで弾力のある膜になります。よって毛細血管をスムーズに流れるのです。このためか、100歳の時60代の血管年齢だったそうです。
 油の構造の違いから飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸にわけられます。不飽和脂肪酸はオメガ3系・オメガ-6系・オメガ9系というように三種類の系列に分類されています。この中のオメガ3系のαリノレン酸とオメガ6系のリノール酸が、必須脂肪酸といわれています。体が作れない油なのでこの油が不足すると大変な問題となります。特に食生活の変化及び食品自体の変化(養殖)によりαリノレン酸は昔から比べると1/8の摂取量といわれております。また、ホルモンを活性化させるホルモン様物質に変化するため、各種ホルモン働きに大きく作用します。自然療法ではホルモン疾患の治療に重要視される物質であります。
 猿にこのαリノレン酸を全く与えないと発狂してしまいます。ホルモンバランス乱れのためです。今の子供が切れやすいのはこの油が少ないからと考えられています。


③ 水不足は血液をどろどろにする。
脱水症状では病気は治りません。コーヒーなど利尿作用が高く、水分を補給しているようで実は脱水症状を招いています。また、副腎の疲労を招きます。副腎は各種ホルモンが作られる大切なところです。


④ 静動脈吻合(グローミュー)の異常 
“静動脈吻合”初めて聞かれると思います。毛細血管と対になって存在しており血圧の調整、心臓の働き、血流に大変深く関わっております。菊池川が氾濫しそうなとき用水路に放流して氾濫を回避しようとしますが、この働きをするのが静動脈吻合であります。つまり、安全装置なのです。この安全装置がおかしくなっているのが全ての病気の原因なのです。それは、精神的病気、自律神経までも関わっております。
では何故、故障してしまったのでしょうか。原因が必ずあるはずです。その一つは血糖の問題です。糖尿病に限らず、未精白の炭水化物の過剰な摂取は必ず血糖の上昇を招きます。それによりこの静動脈吻合が萎縮してしまうのです。また、お酒を飲む人は、ここが硬化してしまうのです。どちらも安全装置の故障となります。よってもう一度、この安全装置を再生・強化させる必要があります。そうすることにより、循環器系が円滑に働くのです。



対策
① 血圧降下剤を服用の方はいきなりやめるとよくありません。体が依存しているため危ないのです。健康管理を正しくしていけば、正常な血圧に必ず戻りますので降下剤を服用している分だけ、血圧が下がりすぎますのでお医者さんに相談されながら減らしていかれたらいいと思います。
② 必須脂肪酸の中で不足しているのはαリノレン酸です。ホルモンバランスを考えると健康な方はリノール酸とαリノレン酸の割合は4:1といわれています。アレルギー関係の病気では1:1となりホルモンが関係するガン(乳癌、前立腺ガン、子宮ガン)などのかたは1:2の割合といわれております。つまり、症状が重たい人ほど増やせばよいと思います。1日大匙1杯か2杯です。
③ 生水を飲むこと。生水でなければいけません。細胞の隅々まで栄養を届けたり、老廃物を運ぶためには過不足なく水分が必要となります。体重の1/30の量を飲まなければありません。ですから水の質が大変問題となります。地下水汚染も深刻な問題であり、できるだけ浄水器をつけられ飲まれることをおすすめします。
④ 現代人の食生活では血糖のコントロールは必ず必要であります。炭水化物もじっくりと血糖値を上昇させるものと急激に上昇させるものがあります。前者に切り替えることをお勧めします。つまり、白米から玄米に近づけることになります。
⑤ 静動脈吻合は膠原質から出来ているため、ここの再生強化に関しても膠原質が作られる過程を説明する必要があります。たん白質が正しく分解されるとアミノ酸ができます。何故、正しくと書いたかと申しますとアミノ酸の結合が1個、2個、3個までの結合は人体にとって体の原料となりますがそれ以上だとアレルゲンつまり膠原病(リュウマチ・アトピー)の原因となります。正しく分解されたアミノ酸、特にプロリン・リジンが中心となり複合ビタミンC(自然界のビタミンCはバイオフラボノイドと共に存在)の働きにより膠原質になっていくのです。
⑥ つまり、たん白質をキチンと消化できる内臓の力があり、複合ビタミンCを生野菜で摂取すればいいのです。深刻な血管の障害があるかたは、自然なビタミンCの摂取量が6000mg~9000㎎摂取する必要があると言われております。現実的にはサプリメントを利用しないと摂取できません。


上記の内容が対策となります。取り急ぎお伝えしたいことをまとめてみました。お会いしたときによくお話している内容です。先日、知人の方が脳梗塞でたおれられました。私は血圧降下剤の影響が大きいと思っています。脳梗塞を予防する為に飲むお薬が脳梗塞を起こしてしまう原因となっていると誰が思うでしょうか。先日、コレステロールのお薬でもお伝えしたとおもいますが・・・
 人は血管から老いるといわれております。本当にそうだと健康の勉強をする度に感じております。また、それには静動脈吻合を正しく理解する必要があります。次回はその点をもっと詳しくお伝えしていきたいとおもいます。
 情報がいろいろと錯綜するな正しい情報を提供できたら幸いと考えております。

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