事の始まり
人が生きることは吸気が初めであり、それをどう流すかが生き方、力の出し方になります。
この観点から考えると一番深いところにある筋肉をまず初めに吸気として用いる仕組みが体にあるのではと考えます。
二枚ある呼吸筋もそのように整理するとよくわかります。
深いところにある筋を吸気として用いるならば、その動きは時計回りとなり、その中心は左手三焦経になります。
赤ちゃんが産道を通過する時は吸気にてエネルギーをまず得ます。それから呼気にて産道を通過してそして頭が出てくると伸びが必要なので吸気の動きをします。それが出産です。
それでおぎゃーと呼気にてなくのです。
生命の始まりは人に於いて、吸気になります。
つまり、命の息が先ず始めなのです。