『動きの中にある息の法則』考察 オールイン
来院される方の全ては息が吸えていません。それは様々な疾患の根本的な原因です。
リウマチの方は息が吸えずに酸素不足の為に内臓が働くことができません。内臓が働くためには酸素が十分に必要なためです。殆ど全てのリウマチの方の胃は固くなっています。
昔の人はリウマチは小腸の病気と言っています。腸の始まりは胃腸です。この病気の痛みの原因は酸素不足の為に発生する蓚酸です。
頭痛がするのも酸素不足の為におこります。酸欠の痛みです。高山病と同じです。それで酸素が少ない低気圧が近づくとあまたが痛くなるのです。
現代医学は吸気が交感神経で呼気が副交感神経が働くといいます。ほんとにそうでしょうか。
力を出すときは吐くときです。この時が副交感神経が働くのですか?
活動する時は交感神経が働くのではないのですか?
横隔膜は複雑です。ここに秘密があります。何故この横膈膜の秘密が解ったのか不思議です。何故このような考えになって導かれたのか不思議です。
結論からいいますと動きと息の仕方により、吸気が交感神経にて動く場合と副交感神経にて動く場合とあります。
そして呼気が先か 吸気が先か?
この問題に対していろいろと深慮 考察してきました。
吸気が先です。
それで施術は吸気 呼気 吸気で終わるのが適切と判断しています。
筋と息の関係はほぼ解明できたのですが、
今までは筋を中心に息を誘発した動きを探求してきましたが、
この奥に自らの心の問題があります。
形状化した肉体の主体である心の問題です。
吸気のあるところが心の奥です。ここが主体です。
オールイン 全てを懸ける 完全投入
オールイン
これは自らが力を出すときの膈を中心とした動きです。
膈を中心とした動きは内臓を副交感神経にて働かせるのです。それで内臓の病気は改善できるのです。つまりリウマチは小腸 不整脈は肝臓 胃病は左の膝痛 ・・・など
ここに息の軌道があります。
その始まりは吸気です。吸気の流れがそのまま呼気の流れになります。
その動きはベクトル平行体の運動です。
心が筋を主管するので昔の人は良く瞑想をしていたのでしょう。
この時の吸気は副交感神経が働くのです。
自律神経が乱れた方はここを正さなければなりません。
それは仙骨の右筋を整えるからです。左奥の筋も合わせて整えます。
仙骨が整うと自律神経は整います。
心の奥にある軌道 思い 切なさ・・・・心情
この道と一つになれたらと願います。
全てを懸ける
神様の呼気は人の吸気です。