右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

回復の過程 痛みからの完全解放


治るまでにどの位、時間がかかりますか?質問を受けます。


痛みは、少し時間を頂ければ、一回の施術でほとんど解決しますとお答えします。


痛みが出ている所は殆どの場合、牽引されている箇所です。
骨格を歪めているのは筋肉が短縮したためです。本当の原因は短縮した箇所です。
痛みの処が必ずしも真の原因とならない場合が多いのです。
短縮の状態にも色々あります。
一番、問題なのが退廃性の短縮です。遠心性収縮 求心性収縮 共縮など色々あります。
その、筋肉の状態を元に戻してあげる必要があります。


全身を丸く施術してあげるとほとんど痛みは消失します。
時間が少ないと丸く、全体的に施術する時間が足らないのです。


施術をする目的は痛みをとるだけではなく、骨格の可動域を改善して、運動療法に移行するためです。


手技にて、息と動きの法則にそって、吐いた形に歪んでいるひとは吸う筋肉を動かしてあげます。吸った形に歪んでいる人は吐く筋肉を動かしてあげます。すると、呼吸が正常になります。
正しく、動きと息の法則に合った時は、吐くときも、吸う時も歪みが正されます。
この吸う吐くを施術にて繰り返してゆくと、奥深く歪んでいる筋が本然の常態にもどってくるのです。それは可動域が改善したことになります。


この状態を維持できれば二度とその痛みに悩むことはありません。
そのために運動療法が必要になります。
息に沿わない体の動かし方が、骨格の歪みの原因だからです。痛みだけを施術にてとっても間違った動きをしていれば、また痛みがでてきます。


息と動きに法則にそった運動療法
一般に行われている運動ではありません。
運動には強化運動 柔軟運動 矯正運動がありますが、矯正運動を中心として強化運動、柔軟運動を合わせた運動になります。


それは、偏った運動です。左右対称の運動ではありません。
そして、呼吸ではなくて息にあった運動です。


体が吸っている形に歪んでいる人は、吐く筋肉を使い運動します。それは、左右で非対称の動きになります。体幹から右手左手右脚左脚そして呼吸筋に至るまで全て吐く筋肉を使います。



段階を通しての運動メニュー


始めは簡単な動きから始めます。例えば左脚だけの動きの練習です。
次が左手の動きの練習です。
その次が左脚と左手を同時に動かす練習です。
座位から立位 立位から動きと
歩き 右手の使い方と練習していきます。
日常生活の動作を運動メニューとして練習します。
特別な練習時間を持つことも大切ですが、日常生活の動きを利用するとことがもっといいことです。
掃除機のかけ方 包丁の使い方 床の拭き方 歩き方 荷物を持った時の歩き方
スポーツが趣味の方はその動きを息にあった動きに変えて練習されるとパフォーマンスを上げることができ、故障しない体づくりとなります。



知的に理解する
動きの中に息があります。
この法則をまず知的に理解して頂く必要を感じています。
先ずは、法則の理解です。ですから講義をまず受けられることをお勧めしています。
理解できると深い動きができるのです。
そして、動きの形が吐く吸うと息と関連していることを体で感じて頂くことです。
間違った動きがどれほど、体を歪めているのか体で実感して頂きたいです。


反復練習は悟りをえます。
多くの方に運動療法をお伝えしていますが、講義を受けなければ深い理解を得ることができませんので、表面的な動きになってしまいます。
症状のある方は動きそのものが間違っているので、指導する動きを、知的には理解できても体で表現することが大変難しいのです。
動きの癖を改善するのですが、これが難しのです。シックリきません。
ですが、段階をおって反復練習をしていくと、その動きを悟ります。
練習を続けると表面的な悟りから奥深い悟りに深まります。
体と対話ができます。


何故、このコリ、痛みがでてきたのか判るのです。





動きの中にある息の法則
このような運動の法則を始めて知りましたと、よく言われいます。
初めて聞く話ですと、言われます。


この法則は本来、人に与えられた動きの法則だと思っています。まだ、分からないことも多くあるのですが、私も私の体を通して反復練習しています。息と合わない動きを一回しただけでもうコリがでてきます。


その法則性をしりたくて研究しています。美しい動作 安定感があり、力があります。
美しい動作には法則があります。それは神様が与えた本然の動きだと確信しています。
今も、その奥深い動きの法則を知りたく体を動かしています。


この『動きの中にある息の法則』を通したこの施術と運動療法は今までの運動療法と施術とは根本的に違います。
それは、創造本然の動きを基礎においているからです。

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