右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

どこに行っても治らない首の痛み

右首の付け根が特に痛く、どこにいっても治らない。


来院そうそう言われます。


70代 男性 の方です。


仰臥位にて、伏せた姿で施術を行いました。


右肩の首の筋肉の硬結はなくなり、しなやかな状態です。


椅子に座りってもらい首の痛みを確認して頂くと


相変わらず痛いといわれます。


ムムム・・・


横になった姿勢と立位にての違い


横になった姿勢では筋肉はいいのです。


首の左回旋は良くなったといわれますが、


よりつらい、首の右回旋は相変わらずの様子です。


立位にて変化するところは内臓です。


この方は肝臓が一番問題だったのです。


お酒を飲んではいけませんよと言いますと


10日あまり飲んでないといわれます。


前は、2・3日飲まなければ美味しかったのに


今はそうではないといわれます。


脾臓以外の臓器は縮んでわるくなります。


それで、肝臓が縮み右肩を引っ張っているので


肝臓を治さないと治らない肩こりですと伝え、


肝臓によい酸味の食事の指導 酸味の野菜 ニラ 酸味の穀類 ソバ 麦類 酸味の肉 鶏肉・・・・・とお伝えし


自宅にてお灸をしていただくようにツボをお伝えしました。


ツボは手の陽池 中脘 期門 レイコウ 三里 行間穴 太谿穴などです。


立位にての肝臓の下垂 この影響で 右の首の付け根がいたかったのです。


だからどこに行っても治らないと言われていたことに


納得がいきます。


内臓が絡んでくると一二回で改善することはありません。


だから自己努力が必要になります。


現代人は肝臓が特に疲れています。


その理由は


食べ過ぎによる 栄養化に疲れます。
眼を使うことが多い。 眼を使うことは肝臓の力です。
化学物質による 解毒で疲れます。
緊張状態(仕事・対人関係) 緊張をほぐす‥‥‥


筋肉を直接に主管している肝臓に注目をしてみる必要を改めて


心にとめた症例でした。

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