右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

右の手

右手の働きは求心力
それは、一つになろうとする力である。


右の手が動くとき
円を描いて一つになろうとする。


私たちの体は中心を求めて近づいていく。


その軌道は地球と同じ回転である。


相手との関係に於いても右の手から力を出すとき中心があり、そして一つになろうとする。


右の手から力を出すときそのように動くのです。

寝違え

今日は娘が10時間寝た。
寝違えを起こし治してくれと言ってくる。


左首の付け根である。


どこが痛いの?触って筋を確認。


左胸脇部と菱形筋を牽引


二の腕の内側を牽引 陽池部を牽引


右腰部を操作
どお?・・・まだ動かすと痛いという。


立ったままの操作です。


右脚を屈曲させながら臀部を時計回りに運動を指導


息を合わせて二、三回


痛くない。治療よりも運動の方がとれるね。という。


それはそうである。全体を動かすので変化が早いのでそうである。


時間は2.3分で終わりました。

人体の中心の動き

人体の中心の回転は地球と同じ回転です。この動きを動きの中心として体を動かすときに体は改善します。


全てをこの動きに合わせて運動してみてください。臀部、胸部、頭部全てこの回転にするのです。


それには足の上げ方、手の上げ方にコツがあるのです。直線の動きではなく回転の動きが本質です。


腰首 首は反対の動きの様に見えますが本質は地球と同じかいてんですが、その動きは縦軸の回転の動きに対して、横軸の回転になります。

施術考察 股関節の痛み

体の動きからその症状を考察する。つまり、可動域をみるわけですが、顔が時計回りしずらい場合は、右足か左手の動かし方に間違いがあると考えます。


反対に半時計回りがしずらい場合は左脚と右手の動かし方がわるいと判断するのです。


上半身に痛みがある場合は下半身の操作により改善し、下半身に痛みがある場合は上半身の操作により改善します。


人体構造に於いて右手は特別に主体の位置にあり、右手の使い方が全ての四肢に影響を与えていますので、この右手を中心としての操法は特に重要であると考えています。


最近、右の肩甲骨周囲筋の本質的な動きの構造がより深く理解でき、歩きに於いて、また右手の使い方に於いて実際に動かしてみると、この理解で間違いないと確信がもてることがありました。


それは、前鋸筋と菱形筋は同一の構造であり、動きにおいて拮抗関係ではなく協調関係にあり本質は一つであるという内容になります。


起始停止の動きだけではないもっと深い構造があることが理解できました。


何のことかと思われると思いますが私としてはとても大切なことでした。


胸の形は人によりさまざまですが、前後につぶれて息ができない方がおられます。


また、右胸の後ろの端の曲がりが自然でなく異質な方もおれれます。まともに呼吸もできず、横隔膜の動きも極端に少なく便秘なっている方も多いのです。内臓の機能低下を起こしています。


胸の形状が本然の位置から遠く離れた方に上記の理解した内容をとうして操作してみるとみるみる変化していくのです。


人の体の不思議を感じます。理解した分だけ治せるし操作もでるのだと改めて感じます。


右胸周りの操作はより本質的な改善となり、右手の使い方が運動療法の中心の位置をこれから占めていくことになると思います。


それはいかにエネルギーを投入するかに関する事だからです。呼吸で言えば呼気になり、どう力を出すかという内容になります。


右手の解放が治療の本質となります。

右股関節の痛みの考察

体の使い方における股関節の痛みの根本原因はどこにあるのであろうか?
それは、右手の使い方の間違いであるといえます。


右手の使い方が間違っている人は顔を左に向けることがキツイのです。
その時は、左脚の動きも間違っています。


痛みは右股関節にでますが、右股関節の痛みの原因はそこにはありません。


従いまして、右手の使い方を正すことが運動における根本治療となります。


右手を動かす軌道があります。
右手は四角で力をだし、〇で脱力となるのです。


四角とは丹田に重心があることであり、〇とは神闕に重心があることを言います。


右肩甲下筋繋がり前鋸筋繋がり菱形筋に於ける動きが重要となります。
四角の時に動くのです。


それが右手の軌道となります。