右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

正しい動きには軌道がある。

右手の使い方は難しいと感じる。


それは、器用過ぎるので色んな使い方ができるからです。


言い方を変えると右手独自での運動ができます。


体全体の動きから来た時の動きには明確に法則があります。


しかし、右腕だけで行う運動は全体動きからくる運動と比べると明らかに違います。


どこが違うかというと


一つは直線的な動きになることです。


初動が直線なのです。


直線的な動きを初動ですると腰が回りません。


右胸・右腕は間違った軌道の動きにより、変位しています。


右腕の解放は正しい動きの軌道を理解することから始まります。


ボールを投げる時、


右脚軸か左脚軸かにより息が違います。


腰の回りも違います。


それで右腕の起動も違ってきます。


運動処方は、最後は右腕の解放にあるのです。


右腕を正しい軌道で使う必要があります。


足のナンバの使い方をマスターしたらその足と組み合わせて右手の練習をしていく必要があります。


肩こり、腰の違和感がある方は、右腕が原因の方が多いのです。


腕はよほど悪くならないと痛みはでません。


三焦経絡上の筋肉が硬い方は問題が多いです。


これから季節は夏に向かいます。


心臓疾患のサインは左坐骨神経痛です。


また、胸部の腎臓経絡左の内肋間筋がとても硬くなっているかたはやはり、循環器の問題があります。


血液が回る仕組みは息と運動の法則によります。


初動、時計回りが原動力です。


この法則に違反すると血液は循環しません。


左脚の動きが悪い人は心臓肥大になりますし、


右脚の動きが悪い人は不整脈になります。


拡張型心筋症という病気があります。


心臓をポンプと考えてはこの病気は治りません。


しかし、毛管の運動による循環と考えるとこの病気の真の原因が見えてきます。


綺麗な血液を造るのは食事です。血管の再生にはビタミンⅭが特に必要です。


綺麗な血液を造ったら循環です。


水が不足したら左に血液は流れません。


そして、足の運びです。


最後は足の裏の動きです。


親指の股の所から着地するためには、


脚を挙げる時の形が重要です。


挙げたときの頂点の形が重要です。


以前、古武道を研究している方の足を診て、足に全く力感がないのを確認しました。


地面に吸い付いている足です。


その姿勢は忍者です。


昔の忍者はこの姿勢かと感心しました。


足裏にも息の法則があります。


足裏の底屈の動きにもあります。


冷え性の方はこの足裏の運動がよく、


循環器疾患の方もこの運動がいいのです。


正しく歩くことが健康の基本です。

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