万病これは新陳代謝病なり

この見方は、あらゆる病気を同じものの種々なる形と見做し、
この病気は根本的に一つであるということである。

種々な形の病気に幾多の名前を付けることは病気の一つ一つ
が、全然特殊な原因から発し、各々異なった手当てを必要と
する印象を与えるが故に、人を誤診に導くものである。

腫瘍や癌はかういう風の病気であるとしても、また身体の
他の病的状態と同じものであるという考えは、今日の医学
に於いては、全く変わった見方なのである。

しかし、あらゆる生理的現象が根本的単一でるという事実
を否定することの出来ない今日において、あらゆる病理的
現象が根本的に単一であるという簡単なる事実を無視する
ことの不可能なことは確実なことだと私は思う。
　　　　　　　　　　　　　　　　ハーバート・シェルトン博士

新陳代謝の異常が病気の根本

中間代謝の時に発生する様々な酸は主にカルシウムによって無害化されて
排泄されます。蓚酸は蓚酸カルシウムとして排泄されます。

この代謝の過程をよく理解できると病気の本質をしることができます。

カルシウムを多くること。
リンを過剰にとるとカルシウムが減少する。
マグネシウムを含むフイチン（玄米食）を摂取のときは
カルシウムを補給する。

玄米食はカラダに良いことは周知の事実ですが、片瀬淡先生の
研究ではカルシウムの排泄が多くなり、カルシウム不足をおこ
すと語られています。

全体的なミネラルの総量が不足している人は玄米に含まれる
マグネシウムの問題だけでなくフイチンを多く含むものは
考えて摂る必要があるのではと感じています。

ではカルシウム剤で補えばいいのか？　ビタミンK　ビタミンD
がなければカルシウムはウンチになるだけです。

栄養学は調和　バランスが重要みたいですね。