股関節の軟骨は再生する?
私の知人で生まれた時から股関節が悪かった人が今から3年ほど前に痛くてたまらず手術を決意されたのですが、
「〇〇さん、股関節は再生するってNHKの番組で放送していましたよ。」
「信じられない。温存療法はないかと全国の病院に問い合わせたのですが、どこも手術しかないといわれました。」
「今、施術院を開いているので施術を受けにきませんか?」‥‥
こんなやり取りだったと記憶しています。その方は今、60歳ですが、昨年、10月ごろ「軟骨が再生している」ことをレントゲンで確認できたそうです。
福岡と熊本で距離が遠いので施術には三年ほど前に6回、ご主人に手技を勉強していただき、当時の運動療法をお伝えしていました。
とにかく自己治療ができるように指導してきました。足の運動量が少なく、リンパの流がれが悪いので貧乏ゆすりの器械も自宅で使われて、リンパの流れをよくしていただきました。
貧乏ゆすりを指導している柳川の病院に直接いかれ、そこの先生から《目を睨まれ、あなたが貧乏ゆすりを2時間つかったら僕が保証する》といわれたそうです。それで2時間は出来ないので1時間はするようにしたと語っておられました。
長くなりましたがともかく、軟骨は再生します。
骨は折れても再生します。骨はコラーゲンが半分、カルシュウムが半分で出来ています。軟骨はコラーゲンです。
股関節が悪い人の股関節周りの筋肉はガチガチです。これでは、血液の流れとリンパの流れはとても悪いのです。これでは軟骨は再生しずらいと感じます。
ここを改善していったら驚くほどのスピードで再生するのです。横隔膜の牽引をなくして、骨格を正しい位置にもっていけば筋肉の緊張は取れてしまいます。
そして、正しい歩きを理解し歩けば再生するのです。正しい歩きとは吸って足をあげないということです。
吐いて歩くのです。吐くいて歩く時に自動的に足が挙がるのです。この時は大腰筋を使いあげるのです。
何故そうなるのかといえば、吐いた形が大腰筋を牽引するのでその後、自動的にあがるのです。
足をあげようと思わなくても上がるようになっているのです。それが、骨格が歪んでできない。
足を無理やりに考えてあげようとします。この時に息を吸うのです。これでは悪くなる一方です。この歩きの法則を理解しないと、股関節周りの筋肉は何時も緊張状態に置かれるので再生は難しいのです。
お相撲さんのすり足は足の裏の力抜くそうです。そうです足を使わずに蹴る事をせずに足を動かすのがすり足です。
歩きの法則はすり足にも見る事ができます。すり足を勉強してください。脇を締めないとできませんよ。
2018/2/24 早朝