右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

ゴボウの種の利用法とムカデの油漬け 筋肉の痛み

これもお年寄りの知恵です。伝承医学でしょうか。


打ち身の薬を先祖伝来、家伝薬として販売している方から直接体験談として聞いた話です。


爪の生え際の所に小さな棘が刺さり、どうしたものかと相談したら、一つ棘が刺さったのなら、ゴボウの種を一つ、二箇所刺さったのなら二つ飲めばでてくるとおばあさんから言われ、それを飲んだというのです。


次の日の朝、棘が出てきたというのです。
爪の生え際のところでどうにもならなかったのでこまっていたが、すぐに出てきて本人も驚いたというのです。


飲む数を間違えるとダメだそうです。
理由はわかりません。本人も理由はわかりません。そう教わったそうです。




もう一つは93才になるおばあさんから体験談としてきいたものです。


何かが刺さったか。それとも虫に刺されてズキズキとにかく痛かったとき、友人がちょっと待っててと自宅にもどり、瓶をもってきて、その中の油を痛むところに塗ってくれたというのです。


すると、たちどころに痛みが無くなったそうです。
その後、その友人から作り方を習い作ったそうです。


その方の息子が農作業の時、蜂から刺されて訪ねて来たそうです。そして思い出してその油を塗ってあげたところすぐに痛みが無くなってとても驚いた体験もお聞きした。


その作り方は、ムカデ、大きなムカデがいますね。それを捕まえて瓶にいれ、椿油につけておくと二年ほどたつとムカデの姿は無くなるそうです。その油が虫さされの痛みとかに効果抜群です。


ズキズキした痛みにはよく効くそうです。


私もムカデを捕まえたときに作りました。
小屋に保管しています。


筋肉の痛みには何が効くのでしょか?


易学から東洋医学は来ていますが、筋肉をコントロールしている臓器は肝臓と胆嚢腑です。


これは木気から出来ていますので、木気を用いるのです。五味は酸味です。それで、熱くて酸っぱいものは硫黄だと言われています。


ですから、硫黄の成分の入った温泉がいいのです。
それから、柚子が酸味が強いのです。その汁を筋肉疲労している所に塗ります。


ヒリヒリしますがその後、筋肉がほぐれてきます。柚子をいれたお風呂もいいですね。


お腹の中に入り酸っぱくなる薬剤は小豆、ささげ、麦類、ソバとなります。ですから筋肉を強化する食材です。


肝臓の機能低下にも良いです。


乳酸をもう一度エネルギーに作り替えるところが肝臓です。クエン酸の多いラッキョの酢もいいです。


夏場の農作業の時はラッキョをお勧めします。


2018/3/18     朝

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