治療日誌 右親指の痺れ
指の麻痺感があると脳梗塞かもと心配される方がおられます。
原因は四か所あります。
その場所をチエックするのです。腹部、頸部、胸部、前腕となります。
相談された方は
右の親指の痺れ、左股関節の違和感を訴えられました。
股関節の違和感は歩きの間違いから来ておりました。歩き方が悪いために腰が沈まないのが原因で大腿直筋にて足をあげているのです。
右親指の痺れの原因は、頸部の付け根の硬結からきていました。硬結の原因はどこから来ているのかと調べていくと横隔膜の短縮から来ていましたので、この横隔膜を胸部、腹部にて施術しますと痺れ感は無くなりました。
横隔膜の牽引は脳内の血管の牽引障害を意味していますので、脳梗塞と関係なくはないと考えています。
満月の時は血液が頭の上に上がりやすいので血管が破れやすいでしょうし、月が欠け始めると血液が下の方に行きやすいので血管が詰まりやすいのです。
季節はこれから、春から土用、そして夏に向かって行きやすいので心臓疾患に悩まされている人は今から苦みの食べ物をとって夏に向けての準備をしていかなければなりません。
春は苦みのある野草が多くなります。自然は準備しているのです。以前も書きましたが左坐骨が痛む人は心臓疾患がある方が多いので左足の血液の流れを円滑にしていく必要があります。
円滑にするという意味は正しい歩きによる筋肉の収縮作用が円滑に行われているという意味です。リンパ・静脈血は筋肉の収縮によりおこります。
左の足の働きは血液を心臓より呼び込む働きです。心臓肥大の人は左足を改善する必要があります。
正しく歩くことは健康の第一歩です。
2018/3/11 晴れ