右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

股関節痛の運動指導


左股関節痛の方が一か月間の運動治療を申し込まれ、今日が第一日目です。。


股関節に一番負荷がかかる時が、立ち上がる時です。


それで、立ち上がり方の練習になります。


ソファーからの立ち上がる練習


畳からの立ち上がる練習


この二つの練習になります。


息と動きを合わせること


重心をどこに乗せるのか


息を意識する箇所


この練習から始めました。


本人曰く、今までの重心のかけ方が間違っていました。


痛いので痛くない方で立っていました。


軟骨が擦り減って痛むと言われていましたが、悪い方の足で立ち上がる練習をするのですが、正しい動きができると痛くないのです。余計に負荷がかかっているのに、痛くないのです。


そのことは何を物語っているのでしょうか。


軟骨の擦り減ったことと痛みは関係がないということです。


この方は手術と言われいる方です。年末に激痛がはしり一度は手術を決意したと言われます。


脚を引き寄せるときの息を正すと膝が胸に付きます。


息を正すとは引き寄せる形に従って呼気吸気の違いがあるということです。


そして痛くないのです。


それを間違うと痛みがでます。


その後、立位にて左手中心に太陽回りに腕を動かす練習をしました。腰の回りと手の回りと意識する箇所がそれぞれあります。


80歳を超えた方ですが、理解力があり感心しています。


歩き方の指導も合わせておこない左手の正しい動かし方をして、それで帰ってゆかれました。


この一か月の間に軟骨も随分再生されることでしょう。


加圧加潤されるところに再生のカギがあり、動きの中にある息の法則の中に真の治療法があります。


様々な疾患の根底に動きの癖があります。この癖は考えている以上に疾患と関係があります。どこに行っても治らない方はこの問題を解決しなければ完治しません。


そして吸気の運動は病気疾患の根本治療となるのです。

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