右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

高齢者の歩けなくなる原因 それは右脚の短縮

主人は自宅に帰りたいと言っていますが、主人が歩けないので一人暮らしの私では


介護がでません。ご主人は認知のため施設に預けておられます。


高齢のため、歩けなくなる方の多くは右脚が短くなっています。


表現を変えると、右脚が伸ばせません。


脚が伸びないのです。


このことは、右脚にて顕著に表れる場合がとても多いのです。


右股関節が悪い方もそうです。


何が原因で右脚が短縮してしまったのでしょうか。


そして、外側が縮んでいます。


この原因はどこにあるのでしょうか?


この原因が解明できれば、元に戻すことは充分に可能なことです。


先日も89歳の方にお会いしたのですが、やはり右脚が伸ばせなくなって歩行が


大変な様子でした。


ここに原因を考察していきたいと思います。


一、右手の使い方の間違いです。


一、右手の回旋の方向と腰回りの回旋の方向が同じになったことによります。


一、右手にて呼気にて力を出さなかったからです。


一、右手を引くときは主に右脚に、押すときは左脚に主に重心が乗るのですが、
  これが間違ったためです。


詳しく書けば色々とあります。


お伝えしたいことは、根底に動きの間違いがあることなのです。


原因のない結果はありません。


何気ない日常生活における動作の積み重ねが結果として


右脚の短縮になったのです。


それは、力の出し方の間違いです。


力は丹田を中心として地球回りにて行います。


例えれば、川の流れにそって泳げば楽ですが、逆らって泳げばつらいです。


これと同じにエネルギーの流れに同化して


命の息に同化して体を動かせば、自然な吸気がおこります。


動作に法則があります。


回転する椅子に腰かけ、右手を返して引く動作をすれば、


腰は地球回りに回旋します。


これで右脚は伸びるのです。


これが、治療の原理になります。


深く息と動きの構造が理解できれば、自分の力で改善が可能です。


どんなに高齢で驚くほど足が縮んでいる方でも


あきらめる必要はないと考えます。


事実、驚くほど変化するからです。


指導を受けておられる方の多くは間違って動きが染みついているために、


初めに感じられることは


自分の思い道理に体が動かせないという思いです。


本当に簡単な動作を指導しますがそれが、ほとんどできないのです。


このことを事実として体験してきますと、


癖直しこそ改善の道になります。


そして、動きの理と行動が理解されるたびに症状は改善していくことも体験されるのです。


原因のない 結果はありません。


動きの癖が原因と考える方はほとんどいません。


関心ある方は学びにきてください。


とても科学的な話です。臨床にても確認できます。

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