右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

膝痛と歩き方

膝痛で相談に来られた。
過去に何度も水を抜いておられる。
家伝の張り薬、飲み薬を色々試している。があまり改善しないとのこと。


膝痛の方は胃の影響がありますがどうですか?お聞きすると逆流性胃炎の薬を飲んでいる。とのこと。


色々と調べてみると、胃から来ている膝痛ではないのです。
姿勢もとても良い方です。


現在、痛みは右膝が痛い。左の外側部は張った感じがある。左の腕にも違和感があるとのこと。


息の入り過ぎているところは、右胸と腕・左足腰に息が入り込んでいるのです。屈筋が縮んでいるのです。


長いこと漁師をしてきておられ網を引く動きの癖がそのまま体に残っているのです。それで、右胸が一番の原因であり、痛みのある右足と左腕は悪くありません。


右胸腕と左足腰の影響で牽引されているだけですとお伝えし施術をしていきました。歪みがなくなりこれからが本題です。


息と動きの間違いからこの方の膝痛は来ているのでここを改善しないかぎり根本からよくなりません。


動きの基本‥‥歩き方
この方は後ろに腕を振ってあるいています。しかしこれは間違いです。後に腕を振ってはいけません。


左腕を前に投げ出すようにして歩くのです。と説明してしばし練習・・・


立位にて腕立て伏せの練習、これは腕の使い方です。と説明
立位の腕立て伏せは物凄く姿勢を改善します。


右腕と左腕は働きが違うので、理にかなった腕立て伏せをするとあっという間に姿勢が改善するのです。


歩くときには左腕でリズムをとっていただき、左腕はボウリングをするように前に投げ出すようにして歩くのです。そのときは手の甲が上になりますのでボウリングとは違います。


しかし腕の出し方はそれでいいのです。
すると腰の回りが改善して楽に歩けるのです。


腕は前に投げ出すことが歩きのコツです。腕を後ろに引いてあるいてはいけません。


説明が難しいですね。


こんな感じです。
動きの間違いから来る膝痛があるのです。この膝痛は正しい動きを理解して改善するしか方法がありません。
腰が回り、推進力を感じます。楽に歩けます。



2018/3/1         曇りのち晴れ

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