痒み・水泡の原因

2021/12/25 07:41

かゆみ・水泡の原因

人は血管から老いるといわれておりますが、血液の循環に関係する疾患は年齢を重ねるごとに多くなっております。血液循環の流れで滞っているところは、抹消の血管つまり毛細血管にほかなりません。全血管の9割以上が毛細血管であります。つまり、健康管理は毛細血管の流れをよくすることにほかなりません。

　この毛細血管は5ミクロンという直径しかありません。この血管を調べる検査は病院の検査ではありません。比較的大きな血管は検査ができても毛細血管を調べる方法はありません。この毛細血管を赤血球が流れておりますが、赤血球の直経は７.５ミクロンであり、毛細血管より大きいのです。従って赤血球が毛細血管の中をながれるときは赤血球が折れ曲がりながら形を少し変形して流れるのです。

　この赤血球が化学物質・甘いものなどに代表される陰性毒の影響により少し大きくなることがあります。巨大赤血球（9ミクロン）です。これまで膨れると流れが悪くなります。そのほか、プラークなどにより毛細血管の流れが滞ると毛細血管のなかで血液が腐るのです。初めは酸性に腐り、続いて強アルカリの状態まで腐っていきます。
　このような状態にあることを東洋医学ではお血と言っており、お血が万病の元であるいうのです。

五臓六腑が元気づいてくるとお血を体の外に押し出します。押し出し浄化する仕組みとして皮膚の浄化力をもちいます。つまりアルカリのお血が皮膚の弱酸性の力で中和され処理されるのです。この皮膚の中和力の限界を超えると痒みがおき、また水泡となります。水泡は血液が腐った最終段階のものです。

　従って水泡は強アルカリのＰＨをしめすのです。

　また、血液の循環を考えてみますと抹消の流れが阻害された状態が心臓に負担になります。したがって抹消の汚れを浄化していく必要があるために今のような好転反応が出てきたものとかんがえられます。

それから低気圧（台風）か近づくときは気圧の関係で脈拍が10ぐらい少なくなる人が多くおられます。特に循環器関係の疾患をお持ちの方は血液循環がわるくなり不定愁訴を訴えるかたがおおくおられます。台風がさると元の脈拍に戻ります。天気の影響はおおきなものですね。

お血の処理を早くするためには呼吸と腎機能を中心とした五臓六腑を鼓舞していく必要がります。