息が合わない動き
例えば、
右手伸筋を使い、物を掴むとします。
この時に吸気にて力を出すと、吸気にて動く筋は軽い吸うですから
この息に関した筋が動きます。すると右起立筋が主導的に動くのですが、
本来はこの奥の筋が動くことになるので、ここと拮抗することになり、表面と奥の筋が共縮します。
また、思いっきり吸って力を出すとなると対側深部と拮抗して背部全体が共縮します。
軽い 吸う 深く 吸うと二つの吸気があり、
軽く吐く 深く吐くと二つの呼気があり、それぞれ、動く主体的筋が違います。
それで、その動きと息は本来同化していくべきなのです。
息が合わないとは共縮した筋の動きのことをいいます。