右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

治療日誌 左五十肩

治療には、吐かせる治療と吸わせる治療があります。今日来られた方は右大腰筋が短縮しています。それで右仙腸関節がロックしている人でした。


それで、その人には吸気の施術をしました。
右腰をまず整えて右肩を整えて息が吸いやすい状態にしました。


左肩は触りません。


原因がそこにないので左肩は関係ありません。


その後、立位にてその場で足踏みをしていただくと、左の腰が沈みません。それで、左足にて階段を上るような運動療法を指導しました。


仙骨が反るような目的の運動です。コツがあります。
階段を上がる時の腿と膝の位置、腿と腰の位置関係を説明して数回おこなっていただき、左手を挙げて頂くと痛みはありません。


70代の方ですが、運動療法は簡単なのでマスターされました。無意識に仙骨の反りが行えるやり方です。


五十肩のとどめの療法です。


この運動療法はナンバで階段を上っている時に仙骨の返りが良く理解できたのでそれを運動療法として利用したのです。


これも、良く歩いたことで体の事を理解できたので指導できた運動療法です。簡単なのに効果絶大です。歩くときに体が教えてくれるのです。


スピードスケートの小平選手が氷と対話してと話されていることがよく理解できます。動きの追及は面白いのです。


理解できるときは瞬間です。登山家の方はナンバ歩きをされることが多いと思いますが、本当に楽です。ナンバの研究を深めて腰の動きを探っていくのがこれからも楽しみです。
もっと奥深い世界があると感じています。


足で息をする。こんな息の感覚も理解できます。


痛む場所は結果であり原因を探して施術すれば、一回で何の問題もありません。


息が吸えるように治療するとこんなにも改善するのだと改めて関心します。


春だから左五十肩の方が多いのかなと思っています。
肺 肝 脾 腎です。この改善です。





2018/3/14      あたたかい日でした。


心情整体西村施術院
熊本県玉名市岱明町中土29-1 
☎0968-57-4683

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