右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

左脚が5cm短い 左股関節の歪み

左股関節が悪く脚の長さが5cm違うのですが・・・


見かけ上の短さですよ。


この方の吸気は胸に入る呼吸なので上方が緊張しています。


それで、右肋間筋の上部が短縮しています。これに左仙骨腰椎部の深部回旋筋が


短縮しています。T7まで短縮が続きます。


そして、右胸椎肋間筋と連結しています。


背部を中心に右肩部から左臀部までに斜めに縮んでいることになりますので、


背中が斜めに沿った形に歪んでいるのです。


右上方に股関節が引き上げられている状態です。


この歪み全体が5cmの差となって波打つ歩きになります。


それは左脚が沈む歩き、右脚が浮く歩きとなります。


左脚は外側のみを使った歩きとなります。


それで、左庶骨に重心がのる歩きになります。


そのために、臼蓋の上部が狭く下部が開いているようにレントゲンに


映ります。それは大腰筋を始め内転筋が全く動いていない状態なのです。


この問題を解決すると左脚に力が戻ってきます。


一番負荷がかかるの動きは座った姿勢から立ち上がる時なので、


この場合最も効果があるのが立ち上がる動きの練習になります。


負荷を左脚にかけて立ち上がるのです。


息と動きが合えば痛みはでません。


多くの方は痛みがでるのでそのような動きを警戒していますが、


息が合えば痛みはないのです。


そして最も改善しなければならないのは背部の歪みとなりますので、


左手を使った運動を通して改善してゆきます。


間違った動きが5cmの差を作り上げたのです。


正しい動きの中の息で改善 完治されることでしょう。


動きの癖直しになるので、多くの練習が必要となり、


息と動きの構造をよく理解して行かれる必要があります。

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