右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

歩きと右手の息の流れ

体の使い方は手を主体とした動かし方。


それと


足を主体とした歩きがあります。


歩きの時に右神門から流れる息の流れは


地球回りの求心力にて丹田に流れ込みます。


それを受けているのが左寛骨になります。


この歩きの時は吸気主体に左手にて拍子をとります。


そうしますと


右寛骨は後方回旋をおこし


命の息を受けるのです。


この時の深部の流れ少陰経絡となります。


命の息は陰経絡の中にあり


陽経絡は周辺の動きとなります。


手の使い方は


右手の使い方になります。


これは命の息に同調して動かすのです。


その流れに乗るのです。


その時の中心は右脚 左手になり


その少陰経絡が中心の動きになります。


そして


命の息を受けるのが


左寛骨にて受けるのです。


それで地球回りに動くのです。


この時


中心の動きを中心とせず


右手のみ動かせば


それは 中心なき動きになるので


必ず


体は歪むのです。


体が歪む原因は


ほとんど


右手の使い方の間違いです。


中心の動きが根底にないためなのです。


歪みは


日常生活の動作にて十分に可能です。


私は雑巾がけをお勧めします。


左手にての雑巾がけは


中心の動きに練習になります。


右手にての雑巾がけは


中心の動きに対する


結果としての右手の動きになりますので


息の構造が


とてもよくわかります。


右手は右手のみの動かし方が


本来はできないという


道理が


よく理解できる


のが雑巾がけです。


掃除をするとき


体と対話をして


息の構造を理解できます。


治療も中心から正してから


周辺を正すのが


良いと思います。


それは息の構造がそうだからです。

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