右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

手技考察 再考その7

道端であった人 
道でよくあって挨拶したら世間話


最近まで腰が痛くて良く治療院にかよったよ。


何時頃ですか?


春だね。


春は肝臓が働く季節だから、この時に来られる方は殆ど肝臓が
らみの方ですね。
最近はいいんだ。
肝臓の症状は不眠とか光がまぶしいという症状がありますよ。
こんな方がいましたよ。光が眩しくて眼科に七件通った方をしっています。その方は抗がん剤が原因だったんです。
実は私も抗がん剤を使ってからそんな症状だね。そういえばそれから腰痛になったんだ。去年まで大変だったよ。今年は大丈夫ということは抗がん剤の毒気が抜けたんだね。見てくれないか。
道端で姿勢を確認、右足が短縮しているのでまだ毒気はありますよ。


左の親指の付け根が去年の秋から痛むのだが、稲刈りのとき良く左の親指を使ったのでかな?


胸の形を検査 左の胸に息が入り過ぎているのがげんいんですね。少し左胸を操作。どうですか? 親指が曲がりやすくなったでしょう。


本当だ。お宅に来るね。‥‥こんな内容でした。
全ての症状に六臓が絡むのですね。この治療が初めではないかと感じています。




どこから治療したらいいのか?


内部では六臓を陰といい、六腑を陽という
外部では筋肉と骨を陰といい皮膚を陽という


牽引される所に痛みがでる。


上腕二頭筋が縮むと上腕三頭筋が牽引されます。ここは筋肉の關係です。


筋肉は縮む事が仕事なので縮むたびにいちいち痛みを出すはずがありません。‥‥息と体の使い方の間違いにより牽引されたところが痛みます。宇宙の法則に反しているので間違っているよと教えてくれるのが痛みです。


筋肉と内臓との関係により
内臓の疲労・機能低下はなにをおこすのか?内臓もよく動いています。この影響が筋肉にでてきます。
心の状態は体のどこに一番出るのか?
人を動かす原動力は心情です。心といつたら胸を押さえます。お腹を押さえる人はいません。



膻中は愛情のツボと言われています。ここの横に乳首があります。赤ちゃんはここから愛情を受けているのでしょう。膻中は心包経の墓穴であるといわれています。


ちりけ‥これは肺の正中線上のツボです。ゴミの事をチリといいます。チリの気がチリケです。胸の中に色々な思いが溜まったものを出すツボ?


胸中シャラクノ人は少ないと昔のお坊さんの言葉ですが、思いは胸の中にたまります。
肺と肺を動かす筋肉が全ての影響が思いにより影響をうけます。何が一番影響を受けるのでしょうか?
それは横隔膜です。


人は意識して体を動かしていますが、それは土台ではありません。無意識で働く神経の回路、錐体外路系が正しく働いている土台のうえに錐体路つまり考えて体を動かしているのです。
ですから運動療法は錐体外路系を利用した無意識下の運動でなければ体は整いません。何も考えずに動かす‥‥難しい


境地  
昔の人の言葉
肩の力を抜きなさい 腰で歩きなさい 脇を締めなさい
顎を引きなさい 胸を開きなさい ・‥‥
運動療法が最も体を整えます。施術は補助的です。補助を受けながら体の仕組みを理解し正しい動きを体恤して頂きたいと考えます。


一番の呼吸の名人は赤ちゃんといわれています。よく観察してみてはどうでしょうか。


楽に呼吸ができる体が治療の本質かもしれません。呼吸が楽になるためにはお腹が硬くてはいけません。


怒りは腹が立つといいます。本当に腹直筋が硬くなっています。ヘソの周りが硬い人もいます。胃が悪い人は左に鉛筆位の大きさの筋がある方もおられます。


お腹の納まる内臓はそれぞれ感情と關係があります。怒りは肝臓、恐れは腎臓 思うは脾臓 憂うは肺臓 笑うは心臓 苦みは心臓なので酒を飲んでいて良く笑う人は心臓と關係があります。舌は心臓がコントロールしているので酒を飲むとしたがまわらなくなります。


続き
舌の筋肉は心臓と関係があります。
面白いです。
笑えないと心臓がの働きが悪くなるのでしょうか?
笑い過ぎるとお腹が痛くなりますね。
とにかく楽に呼吸が楽になる治療がいいと考えます。
肩の痛み 腰の痛み を取るよりもお腹の硬さをとる施術をした時が気持ちがいいのです。


腸が捻じれた状態では息が楽にできません。
息と体の使い方は息と心の使い方といえるかもしれません。
体を動かす原動力は心情です。心情は前進します。前に進むのです。
心情整体と名前をつけましたが私も前進していきたいと思っています。


動きの法則
腰が入るのと足を上げる動作は同じ体の使い方です。重心がのるか、解放されているかの違いで腰の動きは全く同じです。
それで正中線上の丹田の意識が必要となりますが、思いは胸にあります。丹田を下丹田といい胸骨中心の膻中を中丹田といいますが、この関係はとても奥深いものがありす。
思いが前に進む原動力ですが、この関係性から来ていることを感じております。
スピードスケートの活躍は腰の入れ方にあるのだなと感じております



治療の本質
息を入れることは五臓の治療
左右二つの大腰筋が動き、その二つが主体的動きと対象的動きをなしております。


その動きの中に中心から降りてくるのが吸気となります。
歩く四角の動きが吸気を呼び込むのです。
すえない体を吸える体にすることが一つの治療法です。
腰を入れる動きと足を上げる動きは同じと書きましたが、これが主体対象の關係です。


これが息を入れる大腰筋の働きです。
このとき腰に力を入れてはいけません。


腰に力を入れては本来の動きはできないのです。
文章では説明が難しいですが、思い・・・がここをうごかすのです。


主体 対象の中の中心点に降りてくるのが吸気です。
いい方をかえれば吸気は中心でありこれが主体対象を動かしているのです。


横隔膜の起始を観察するとどこよりも中心です。深い意味を感じます。あとは腎経絡ラインです。

以前は左右の動きを分けて考えておりましたが、左右は中心に対して主体対象の關係になるだけで本質の四角と丸は左右でかわらない同じ動きをなしております。
腰椎の内面の中心に横隔膜の起始がある理由が分かります。仙骨の内面は梨状筋があります。梨状筋は二つの足と連稀しております。
梨状筋は足の屈曲の度合いにより働きが違う面白い特徴をもっています。
面白い特徴です。
坐骨神経がある筋肉でもあります。
坐骨神経もこの息と大きく関係しております。左の座骨神経が痛んだ人は心臓疾患とも関係があります。
吸気を呼び込む動きを飛び越えて力を出しては全身が共縮してしまいます。ですから、お腹をリラックスさせるために吸気を呼び込む治療が必要と考えます。



そうなのか
投入・・・力を出すこと
しかし
投入した以上の力が入ってくる
これが呼吸筋からみた体の法則です。
投入は無駄ではない。人体の驚くべき構造です。



出力よりも入力が大きい人間の構造
呼気の筋肉よりも吸気の筋肉がより多いのです。
これをこの道理が分かると有りがたい思いになります。
呼吸し力を出すことが感謝です。楽に体を動かす道理が既に人体構造に組み込まれているのです。
息を吸うことに深い意味を見いだします。



料理と包丁
押して切るのか
引いて切るのか
左足を前にして
押して切る人は足を内向きに
引いて切る人は足を外向きに
これでおためしください。
料理の時間を治療の時間にしてください。


手の使い方は色々と研究していかないととおもいます。いろんな方法がありますので整理が必要です。



創造された人体の動く道理を解明したい。
これが私の生涯の研究テーマです。以前、歩くことが勉強の時間といいましたが、色々な事がわかります。
足主体が歩くことで、手を使い色々な事をします。これは手主体の動きとなります。
手の使い方はナンバでり、足主体の使い方が普通あるきです。ナンバは手を動かすために丹田意識となります、力は下から上です。
足の使い方は中丹田(膻中)意識です。力のラインは上から下です。歩くとき腰を使い歩くと重たいのです。意識が下にあるからです。


意識はそうですが息は丹田がらながれるのです。

歩くときは左脇をしめるととても呼吸が楽になります。
手を使うときは左足を締めると呼吸が楽になります。
この意識は腰の時計回りの法則から来ています。
手主体と足主体では、芯の動きは同じでも両脇の使い方は違うのです。これは何を意味するか?
足主体の意識では胸に息が入ります。
手主体の意識では腰に息が入るという違いです。
足主体の意識では上肢は左が主体で右は対象の關係です。
手主体の意識では上肢は右が主体で左は対象の關係になります。
歩きに疲れたらナンバをすると上肢の動きは逆転するので全てがリセットされます。歩き疲れた時試してください。
ですから下肢が悪い人は胸に息を入れることが大切ですし、
上肢に問題がある人は腰に息を入れることが大切です。
手足は連動して動いているためにどちらも相互に連動して動いているのです。しかし分析してみると法則の中にあるうごきなのです。
ですから主体的な治療箇所と相対的な治療箇所があり、どちらも改善させる必要がある所以です。
無意識に息を吐くと必ず腰の時計回りを誘発するように人体は創造されているように感じております。
何も考えずに動かすとき自然の道理にそって右主体を中心に
回るようになっているのが人体の構造であると感じております。
胸骨の動きは吐くときは下で吸う時は上になりますが、タダ吐くときは腰の動きに相対してねじれができるように動いているのであります。
これで、血液は無理なく右から左に循環していきます。心臓が捻じれているのも腰の時計回りの法則のためです。


体を観察するとそうなります。心臓の血液を円滑に回す仕組みが運動と息の法則なのです。そして何度確認しても腰は時計回り主体を中心に回るようになっているのです。

肋間筋は二枚構造です。内肋間筋が奥で、外肋間筋が外です。この筋肉は呼気の筋肉と吸気の筋肉です。
どちらも起始は上位の肋骨です。この事は胸の回旋と深く関係しています。主体的な息の入り方と相対的な息の入り方があり、主体的な息の出方と相対的な息の出方があるのです。
起始と停止が別だったらどんなにすっきりと施術できるだろうと以前は考えておりましたが少しづつ解読できるにおいてそうなのかと納得しております。

それは、前進するためなのです。



股関節変形症の方の歩きの改善
股関節の痛みで悩んでいる方の歩きの特徴は痛みの為に本来の歩きからかけ離れています。
足を持ち上げる時に息を吸っているのでここを吐くように意識してみたら随分と改善していきます。
ナルトという漫画がありますが胸を使い歩くのです。胸主体で歩くのです。ここのコツがつかめればよくわかります。


胸の吸気の筋肉みで足を挙げているのが特徴です。
横隔膜を使い足を挙げているのです。
ここを理解できないと改善できません。


正しく歩くには動きの法則を理解しないと体で意識する所が分からないと思います。
筋肉の起始停止 走行 働き 息と体の法則をよく理解し実践してゆけば自ら股関節を改善してゆくことができます。
筋肉で言えば大腰筋が大きくかかわっているのが特徴でしょう。息と股関節に一番に関わっています。


大腰筋の働きは手主体と足主体では働きが明確に違います。動きの法則を勉強し理解して頂きたいとおもいます。
実際に動きを見て、問題点を改善していくことを繰り返していくことがとても大切であると考えます。初めは動きのコツがわかりません。
そして、自分が思うように動かせないことに気付きます。自分の体が統制外におかれているのです。
しかし、これが普通です。これで、運動療法を諦めては生涯改善しません。
必ず改善しますのでセミナーに参加されることをお勧めします。
勿論、施術に来られるたびに運動療法をお伝えしていますが、深く理解していただけたら何を言っているのかよくわかるとおもいます。


動きの究極の理解は境地であると考えています。
心と体の対話から生まれてくると思います。しかし、そこには道理を理解することから始まると思います。
私も長く歩くとき体と対話しながら考えますが、その道理が理解できたときに体が変化することを多く体験してきたからです。
そういう観点から言えることはどんなに重篤な症状であれ、ハハーン そうだったのか
と理解した瞬間に体は劇的に変化します。瞬間にその症状は
無くなります。動きの法則がらはづれた痛み・症状は時間をかけて治すのではなく一日で一時間で数分で言い方をかえれば、その動きができたときに良くなるのです。


骨の変形まで起きた人も変形が戻るのには少し時間がかかるのですが、そのスピードは私たちが思っているより早いのです。
本のタイトルは忘れましたが、橈骨か尺骨を骨折して金属で止めているレントゲン写真が載っていました。しかし、骨のつなぎ目はずれているのです。
このまま骨がつながったら、ずれたまま変形してしまいます。その人の体は元に骨のつなぎ目を戻すために金属のビスを折って元の状態に戻しているのです。
普通、どんなに大男でも金属のビスを切断して折ることはできないと思います。
生命力
自分の中にある生命力を信じていきましょう。
股関節は必ず元に戻ります。 



息を吐く
胸は膻中から吐くときと丹田から吐くときは動きが逆さまになります。
これはとても大切な違いです。体で感じてみてください。


以前のブログの資料を今の考えてと比較してより再考していこうと思い書きました。分からない点、深く考察していけなければならない点 がでてきました。


動きの種類は多すぎます。整理整頓していこうと思います。深く分かった時にスッキリとした法則があることが理解できるのではないかと思っています。


人は理に合わない動きもできます。動きの中でも理を探して動きの考察が必要だと思います。

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