六臓六腑と痛みの箇所
六臓六腑と痛み
脾臓と胃腑に問題がある人は膝に痛みが出て来ます。
胃が硬くなり無意識に腹筋が硬くなります。これが姿勢を変化させるのです。お腹に力を入れてはいけません。
肝臓と胆嚢腑に問題がある人は股関節に異常がでてきます。
肝臓を中心とした血液の流れが滞った姿が右の大腰筋を固めてしまいます。それで股関節に問題がある人は必ず肝臓が絡んでいるのです。
肺臓と大腸腑に問題がある人は手首に異常がでてきます。
心臓と小腸腑に問題がある人は肘に異常が出て来ます。
心包臓と三焦腑に問題がある人は仙骨に異常が出て来ます。
左の仙骨が痛む人つまり坐骨神経痛の方は必ず心臓疾患があります。
不整脈がある人は右足の血流が悪くなっています。ここが改善されますと不整脈は無くなります。右の腎臓は心臓の拍動を決定していると東洋医学では述べております。
右の大腰筋は肝臓・脾臓・腎臓の状態が現れますので、右大腰筋を元の状態に施術しますと不整脈はなくなるのです。それは血液の循環が滞りなくおこなわるためです。
右腹部の緊張がそのような人にはあります。よく観察してその方を見ていくとそのようになっているのです。
追記:大腰筋と横隔膜の関係が絡み合っているためであります。隔肝の間の症状が不整脈です。
2017/2/19 雨 院長 西村