右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

フィボナッチ螺旋形からみる運動の法則

四角的に美しく感じる比率

フィボナッチ螺旋形とはなにか?


この螺旋はいたるところにあります。黄金分割を昔、美術の時間にきいたことがあると思います。


縦と横の比率が1:1.618になります。この比率は視覚的に美しいと感じるのです。


 レオナルド・フィボナッチは数学者で、一二〇二年に「フィボナッチ数列」というものを発表し、当時、数学世界を完全にひっくり返しました。それだけでなく、自然をみる目、神様は知的な神様であられ、数学で自然界を創造したという新しい観点を提示しました。


 レオナルド・ダ・ヴィンチもこの黄金分割を利用しました。この黄金率を活用した四角の形を「フイナボツチ長方形」と呼んで、その横と縦の長さの比率が13:8で最も安定的に見えます。この「フイナボツチ長方形」一つを正方形と長方形として切り出せば、新しくできた小さな長方形も「フイナボツチ長方形」になるのです。


 創造されたこの世界も美しい曲線、「フイナボツチの螺旋」がいたるところにあります。松かさ ヒマワリの種 ‥‥など
人間の構造の中にもこの曲線があります。


 レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な絵があります。「ウィトルウィウス的人体図」という題名の絵ですが、百人の人を調査した平均値をもって人間の姿を描きました。この絵には人の二種類の姿を見せていますが、手を十字形で伸ばした姿と頭の高さまで伸ばした姿です。両手を伸ばした場合は、両手の伸びた長さと人の背丈が全く同じです。

その線を連結すれば、完璧な四角形になります。生殖器が四角の中心です。頭の高さまで手を伸ばした場合は、その形を中心として完璧な円を描けますが、この時の中心はヘソです。


 へそと生殖器を連結しながら小さな円を描けば、その直径の比率は一:三・六七です。これは地球と月の直径の比率と完全に一致します。


 地球と月が人の設計図にあるのです。人は月と非常に関係ああることはよくきくことです。胃 肺 肝 胆 月が多く人体にあります。


 人は四角が男性で丸が女性 円を描くには線をひかなければ丸がかけません。線は点から始まります。


 エネルギーは点から線・四角ができ線から円・丸が描かれます。息を吐くときは人は四角になります。そして息を吸うときは円の形になります。
 
 歩くときに長く息を吐きながら歩くと四角の形になり、腰は時計回りになります。この時の重心の位置は丹田つまり生殖器になります。


 今度は息を吸いながら歩くと円の形になり、腰は半時計回りになります。この時の重心はヘソになります。


 人の動きはこのような法則になっています。そして人は腰の時計回りが力をだす道理になります。


 力を出すときにこの法則に違反すると痛みがでます。これは創造された人体の構造の宿命です。主体の位置が右なので主体を中心に回るように人の体も心も創造されているのです。


 そして主体、対象の関係性から愛と美が回転運動を起こすようになります。美とは調和のとれた状態です。


 スケート競技においても力の抜けた美しい姿の人を見ると、力があり上手ですね。美 調和 力 ‥‥


 調和のとれた動きと追及してみると四角の腰の周りと丸の腰の周りには法則、道理があるのです。


 是非歩いてみてください。よく観察するとそうなっています。


 2018/2/21  あたたかい春風を感じた日です。

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