手技考察 再考その2
膈肝の間
右の横隔膜が短縮している方が多くこれが元に戻ると左大腰筋は改善します。左の股関節の違和感がなくなります。また右肋間筋の短縮により右寛骨は前方回旋させられているのでここが改善します。つまり前方回旋が元にもどるのです。
このように右胸状態は左右の骨盤に影響を与えております。これに左膈の緊張が加わってきます。左膈の緊張を誘発させるのは左大腰筋です。
左大腰筋は右膈の治療と共に左寛骨・左足全体の屈筋の緊張を伸筋を使い腿は外旋、脛骨は内旋、足は回外の方向にて操作する必要があります。特に足首回りの長腓骨筋・短腓骨筋、第三腓骨筋を牽引し大腰筋を緩めていく必要があります。そして脛骨内側の肝経絡はとても重要です。
ここには筋膜しかありませんがここの操作は大切でると思われます。中封・レイコウ穴あたりでしょうか。それと共に脛骨内側脾臓経絡には必ず緊張感があります。ここを操作して必ずゆめる必要があります。
左大腰筋の緊張がとれますと右腕は楽に動けるようになります。つまり、右五十肩はここで良くなるという事です。
体の使い方
三焦経絡の始まりが丹田であります。この丹田を感じるためには三焦経絡の原穴である陽池を意識するとよいのです。この陽池にある筋を短縮させ手をバイクのアクセルを回すように手首を反すと丹田からの力のつながりを感じます。これで脇をしめれば胆経の走行が感じられ足の庶骨に体重が乗るのが分かります。つまり手三焦経のラインが足の短経絡に繋がっていることを感じられます。
陽池は三焦経の原穴である所以です。そしてこの陽池は左が弱いのが多くの方の特徴であります。眼瞼下垂の方はこの陽池を意識して足を動かす道理が理解できれば良くなり改善します。
脇を締める意識は肩甲下筋の意識で良いと思います。
手は小指から動かす練習も効果的です。腕の中心は三焦経であります。三焦は薬指に流れ込みます。薬指を肘に向けて押してみてください。肘の中心に力が伝わります。他の指では力がそれてしまいます。この指を中心点として主体対象に回転運動が起これば腰が回るのです。腕を正しく使うと腰が回ります。お試しください。
この手の動きは二つの使い方がる。それにより足の動きが変化する。この変化が分からないと本当の動きの意味がわからない。
動きの法則
動きの法則では身体の動きが本然の動きと、自分を中心とした動きではどこが違うのかを明らかにしていきたいと思います。
本然の動き
授受作用の原則により、与えることが(押すこと)が先ず始めとなります。これを屈筋、伸筋という観点から説明しますと伸筋を使った動きとなります。これは力の投入になります。力を出すときは吐かなければなりません。つまり、伸筋を使うとき最大の力を出しますが、その時は息を吐くのです。正しく体を三点間で体を使うときは息を吐いているのです。吐こうと思わなくても吐いているのです。
意識して吐いては体が固まってしまいます。
現代医学では吐くことは副交感神経が働いてリラックスするといいますが、横隔膜の牽引状態の時、リラックスするのであり短縮した状態では緊張するのです。
力の投入であれば交感神経が働くのではないかと私は考えております。横隔膜の牽引の後に続く動きがリラックスを生み出しているという思うのです。つまり吸うときですね。
腹圧で横隔膜が牽引されこれが副交感神経にスイッチをいれののだと感じております。
人迎脈と寸口脈を比べ人迎脈が大きければ吸うを長くするのが呼吸処方であります。このことからも吸う息がリラックスとなるのです。なぜなら人迎脈が大きいという事は腑の病気であり緊張しているのです。
体の動かし方は呼気の動きから誘発される背骨の伸びが腸骨を後方回旋させこれが股関節に連動されて足が地面を押す形になるのです。つまり、吐く息により地面を押しているのです。足で地面をけって歩くのではなく、呼吸により誘発される骨盤の動きが手足を動かしているのです。
呼気の時には手足が内旋・回内しているのです。背骨は伸びているのです。
吸うときには手足は外旋・回外しています。そして大腰筋の牽引から短縮により骨盤内にて呼吸をしているのです。また、大腰筋の牽引から短縮に伴う横膈膜の牽引による呼吸においてリラックスした立場において体を動かすことができるのです。
別の観点から申しますと呼吸は骨盤内における丹田呼吸と横隔膜を中心とした呼吸があるのです。本然の動きを考えますと呼吸を中止とした動きの法則があり、呼気は伸筋、吸気は屈筋と理解していただけければよろしいかと思います。
歩くことは動きの基本中の基本であります。歩く時足を挙げることを意識した場合、足を挙げるときは大腿直筋を多く使い大腰筋は使いません。この時の着地面は股関節より前にきます。そうすると前に進む力に対して着地面が前に来ることになりますので。ブレーキをかけていつも歩いていることになります。まるで坂道を降りているような筋肉の使い方になります。
この時は脛がかたくなってしまいます。そして腹筋もかたくなってくるのです。お腹に力を入れて歩くのです。こうなりますと、腰を捻じることができません。
腰椎三番が動かないということです。心の中心は横膈膜にあり、運動の中心は腰椎の三番となるのです。ここが足を挙げるという屈筋を意識した動きではできないということです。
伸筋を意識した動きに於きましては、右足にて地面を押すとう動きつまり、足を伸ばすという意識では反対側の左足を大腰筋が持ち上げております、その証拠に腿をたたいて見ますと硬くありません。これは大腰筋をつかって足があげられているという証拠なのです。この時は着地点は股関節の真下になります。このような違いがあるのです。
右手を中心として本然の動きをみて見ますと、押す動きの中に物を掴むという動きがあります。手を使うときはナンバの動作でないと中心の力を手に伝えることはできません。従いまして右手を楽に使おうと思ったら左足が地面を押す力が右手をつかう原動力になります。左足を押す力は呼気にて誘発されますので、結局、呼吸が手を動かしているのです。骨盤内の呼吸です。丹田呼吸といった方がいいかもしれません。
この丹田呼吸に於きまして正確な丹田の位置を知らなければなりません、つまり息の構造を明確に理解する必要があるのです。
三点間の動きと手技
同じ場所に刺激を加えても直線の動きと円の動きでは結果が大きく違います。円の動きは三点間の動きであり直線の動きは二点間の動きであります。
三点間の動きにて施術を行いますと術者も体がほぐれてより体の軸が施術前より整います。
三点間の圧であれば、その圧はただ触れているように感じます。
直線である二点間の圧であれば痛みを感じます。もみ返しは本来あってはならない圧を受けたからなのです。
何故なら法則に反した直線動きから伝わる圧だからです。自力に於いて動き手も他力により動かされても部分からでる力は体を痛めるのです。それでその動きが体にあってないので自然の保護作用として痛みをだすのです。
そう考えると痛みはありがたいものです。
病・症状がある方は施術を受けるよりも施術者になる為に三点間の動きを学び、その痛みが動きの法則に反しているから痛みがでるとういう原理を実感することが一番の根本療法になるかもしれません。
頑張って押してもだめです。三焦経が丹田からはじまりますがそのエネルギーは心包経から流れます。その心包経のエネルギーは腎経からながれます。腎経のエネルギーは膀胱経からながれます。
筋肉でこれをみると私なりに起立筋→大腰筋→横隔膜→手三焦経ライン→胆経ラインとなるのではと考えております。大腰筋を牽引させ同側の手を外まわしにしならが息をゆっくりと吸ってください。
その時が楽な手ができるのです。
頑張って押している時はこの動きはありません。これで体を壊している術者がおられることを聞くことがあります。
以前、右手の解放講座を開いておりました。右手の使い方が体の歪みの原因であると考えたからです。
人間の体は左右非対称です。心臓の向きのねじれています。この捻じれている形と左右の肺臓の大きさそれと肝臓の位置から考えるとどうしても人は時計回りになります。時計回りこそ右手を使うための動きなのです。
左利きのかたは本然の動きから見れば問題ありと考えます。結論だけ述べていますがそうなのです。
沢田先生もそれで隔肝の間の治療で全てが解決するという言葉を残されたのかと思っております。
息と体に潜む法則を深く深く研究してお伝えしていければとおもっております。
関心のある方は右手の解放講座に参加してください。
心情整体西村施術院
熊本県玉名市岱明町中土29-1
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