腰椎変性すべり症 分離すべり症について
変性すべり症は、明らかな原因は不明ですが、加齢に伴い椎間板や靭帯、関節など腰椎を固定している組織が変性が生じて、それに伴って腰椎の安定性が失われ、腰椎にすべりが出現します。
腰椎すべり症は、何らかの原因によって背骨がずれてしまいバランスが悪くなり、結果さまざまな症状をきたす病気とされ、現代医学ではその原因が特定できていません。
分離すべり症も変性すべり症も結果的には脊髄神経の圧迫が症状の主な原因となるため、出現する症状に大きな差はありません。
現代医学ではこのような解説がなされております。
何らかの原因 明らかな原因 組織が変性してとこのような説明が多いのです。
そして、4番目の腰椎に好発しているのが特徴です。
何が原因で何故4番目の腰椎にすべりがおこるのでしょうか?
この原因がハッキリと解明できれば完治が可能となります。
息の構造においてそれは解明できます。
息と動きの間違いにおいても説明できます。
息と動きにおいては右脚に重心が来た時の足の動かし方の間違いからきています。
吸気の間違いがその原因です。
吸気に関わる筋が動かないことが特徴です。
横隔膜と右起立筋が正しく動くようになれば、この症状は無くなります。
この症状は右脚重心においての吸気を誘発する運動療法にて症状が改善、消失します。
なぜ、四番かとなるとそれは横膈膜が絡んでいるからです。
横隔膜は四番腰椎までが起始部となります。
息の構造の主要な筋が当然、横隔膜 大腰筋 起立筋 回旋筋群 肋間筋 腹横筋・・・・それに四肢の動き
つまり、全ての筋は息と必ず密接に関係があります。
その関係を理解できれば、当然動きの中で吸気を最大限に誘発できるのです。
この動きが理解できれば、この症状はあまりにも簡単にもとに戻ります。
そもそも筋肉のアンバランスな状態では骨は歪むのが当然です。
吸気が間違った動きでおこなっている方は顔を右に向けずらいのです。
簡単な説明となりますが、すべった腰椎は起立筋と吸気にて元に戻すのです。
普通の運動・ストレッチでは効果は薄いのです。
必ず、吸気を利用するのです。