正しい運動
施術を受けに来られる方に
始めに息と運動がいかに重要かということを理解して頂くために
スクワットをして見せています。
それは、まず顔を右に向け、左に向け可動域を見て頂きます。
次に間違った息の仕方で三回スクワットをします。
その後、同じように顔を右に左に回します。
明らかに、可動域は狭くなっています。
その後、三回ダダしい息にてスクワットを行います。
可動域は元に戻ります。
本来、だたしい軌道にて体を動かせば息の事を意識しなくても動きと同調して息を行なっているのですが、その軌道が間違っている為に動きと息が合わないのです。
ですから、その症状を改善するためには息の構造と動きの軌道を学ぶ必要があるのです。
股関節変形症で小さい時から悩んでいる方が昨日、数回目の施術に来られて指導するのですが、話していることを今は、よく理解されています。
理解されるたびに改善していくのです。
如何に、この事は重要な事でしょうか。
魔法の施術はありません。
お任せではなく、自ら改善していくことがとても大切な事であると思います。
体の歪みをとり、正しい動きの軌道を理解する
動きやすいように歪みを取り除くことが施術であり、理解し正しい動きを理解することが運動療法であります。
二つの柱があって根治すると考えています。
この二つの柱の根本が息の構造です。
創造された人間の息の構造の解明
理解した分だけ、施術の深さが変わり、動きの軌道がより鮮明になります。