右手と共に

右手の役割を広範囲にわたりお伝えしたいと思っています。

武漢肺炎と偉大なる遺伝子5

息の支配する範囲
呼吸 肺呼吸  皮膚呼吸 動き中の息(筋肉の呼吸)


肺呼吸の原理
動脈の血液の㏗7.3~7.5
静脈の血液の㏗7.2~7.3


静脈血がより酸性である理由は老廃物が多いからである。そして肺にある肺胞によりガス交換を行いまた、アルカリになります。これが呼吸による浄化作用です。肺胞は3~5億個あり、その内面積は70~90㎥になります。


このガス交換による凄まじい浄化作用があります。そして、不健康な方ほどでるガスが臭いのです。二酸化炭素以外の汚れも出しています。


優れた浄化装置に今回の武漢肺炎は異常をきたします。韓国において高密度酸素病室にて治療されていることは理にかなっているといえます。


大気中の酸素濃度は20.9% これを肺胞で血液に4%与えて二酸化炭素を4%を排出している。これは肺胞膜の働きによる。この肺胞におけるガス交換が小循環系であり、もう一つは肺自体の活動と栄養を循環させる大循環系がある。


この大循環系にて内呼吸がおこなわれる。小循環系における外呼吸の目的は大循環系における細胞内のガス交換であり、これは全て気体の分圧差により行われます。


気体は高いところから低い所位流れるのがその原理です。低気圧が台風ですが低いところに気体は流れ込みます。つまり、吸気が台風と同じです。肺の中に空気が流れ込みます。この気体内の分圧と肺胞内の酸素と二酸化炭素の分圧の差にて呼吸がなりたち、細胞内とそのとの酸素と二酸化炭素の分圧さにより内呼吸が行われます。


静動脈吻合の異常や小動静脈、大動脈の血流の流れが悪くなると分圧の高い酸素が豊富な血液が、細胞組織に流れず、分圧差によるガス交換が行われません。すると内呼吸が阻害され組織にとどまっている血液や組織液は、ますます異常な状態となります。


呼吸酵素の活性化の問題もありすが、血液が流れなければ話になりません。以前も書きましたが血圧降下剤 血液サラサラの薬を飲んでいる方は赤血球が一回り大きくなり、毛細血管の流れが悪くなっています。それは大きな問題です。内呼吸を阻害しています。


この影響もものすごく体液の質と関係があります。流れの悪い毛細血管内に赤血球が停滞して腐ります。するとウイルスや病原の温床になります。


動きの中にある息 運動筋の問題も息の支配下にありますので、この経絡上の運動筋の共縮は内臓内における血液循環の異常となり、局部組織の停滞になります。血液循環の異常は内呼吸 外呼吸を阻害して、ガス交換による浄化作用を妨げます。


絶対的は高気圧には低気圧が発生します。これが自然の道理です。陰圧治療室より陰圧の台風はおこりずらいので、この自然の原理を利用するならば、高気圧の環境をつくり横隔膜の動きにより陰圧をつくるべきだと考えます。


呼吸の浄化力を最大限に優先すべき環境が浄化の本質と考えるからです。高い山の空気が薄い環境にては駄目です。反対の環境が生還への道と考えます。植物においても風の通しをよくしないと菌に犯されると農家の方はいわれます。それは植物も呼吸しているからです。停滞するとこに菌が発生します。中国においてとても空気が汚れているので、潜在的に呼吸を浅くしているのではとも考えます。汚い環境では肺は広がりません。そのことも一つの原因ではとも思います。


二酸化炭素を好む嫌気性の細菌は、酸素を与えると活動がとまる。がん細胞も嫌気性の細胞であり、酸素部不足の環境に適応した細胞でともいえます。体温が高いということは酸素が体に十分にあるということです。これを代謝といいます。


赤血球が赤いのは酸素を抱いたときです。まるで燃える太陽を象徴しているようです。赤い小さな太陽を輝かせて人工的につくられたある面自然の調和に弱い菌を燃やしつくせばいいと考えます。


つづく 次は瘀血の分析です。

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